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極の話

2019/12/29  20:34
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「極」と聞いたら何を思い浮かべるだろうか?
ふつう、北極や南極のような「ポール」を思い浮かべるのではないだろうか?
とあるラノベで「7000極」と書いてあるのをみて、「モノポール(単極)とかダイポール(双極)なら知ってるが7000も極があるなんて、どういう意味だ?」と悩んだが、後半で「3000垓」という言葉が出てきて納得した。
垓は「がい」と読んで10の20乗を意味する。万億兆京(けい)垓(がい)・・・つまり、1垓は1兆の1億倍を意味する。ちなみに、地球の重さは60垓トンになる。
垓の上はどうなってるかというと、垓(がい)𥝱(じょ)穣(じょう)溝(こう)澗(かん)正(せい)載(さい)極(ごく)・・・
つまり、7000極は「きょく」ではなく「ごく」と読み、10の48乗を意味する。
ちなみに、太陽の質量は2000𥝱トンである。
数字以外で用いられることのない垓と異なり、極は数字でつかわれることがほとんどないため、いきなり「7000極」と言われてもピンとこないのではないだろうか?この「7000極」は数字に意味があるわけでなく、非常に大きい数字という意味で用いられてるのだから、極ではなく、恒河沙(ごうがしゃ)阿僧祇(あそうぎ)那由他(なゆた)あたりにしておいたほうがわかりやすかったのではないだろうか?ちなみに、恒河沙はガンジス川の砂、という意味で10の52乗、阿僧祇はサンスクリット語アサムクシャの音訳で「数えることができない」という意味で10の56乗、那由他はサンスクリット語ナユタの音訳で「きわめて大きな数」の意味で10の60乗。
那由他は漫画のタイトルのもなったことがある(その漫画の主人公の名前でもある。)
さらにその上は、不可思議(ふかしぎ)無量大数(むりょうたいすう)だが、不可思議も数字以外の意味に用いられることが多いので、あまり適切とはいえないだろう。
無量大数は10の64乗を指すが、一説によると、「無量」と「大数」は別の数で「無量」が10の64乗、「大数」が10の68乗とする説もあり、ややこしい。
英語の場合、大きな数はmillion=100万、billion=10億、trillion=1兆と、アラビア数字を読みやすくするために振る「,」と同じく3桁刻みで名前が振られていく。trillion以降はtrillion,quadrillion,quinquellion,sexallion,septillion,octollion,novemillion,decillion,undecillion,duodecillion,tredecillionとなっていくはずだ。(接頭辞からの推定なので不正確)。
ちなみに、非常に大きな数のことを英語ではzillionという。アニメに「赤い光弾ジリオン」というのがあったりする。
さて、検索エンジンとして有名なグーグル(Google)だが、あの名前は、最初にドメイン登録するときに、「googol」という単語をスペルミスして登録した、ということは知ってるだろうか?このgoogol(ゴーゴル)は10の100乗の意味である。
ちなみに、無限大(∞)(英語でunlimited)は概念であって特定の数字ではない。無限について語り始めたら本が数冊できてしまうので割愛する。
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